要約アウトプット【 ひとりの妄想で未来は変わる 佐宗邦威】

ひとりの妄想で未来は変わる

著者:佐宗邦威
出版日2019年12月23日
ジャンル:経営戦略

 

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ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION

 

意識的に多用な人が集まる場所を
作らなければならない

新しいことを考えるには
心の余裕も必要だ
新規事業においては
一見無駄な余白や
役に立たないように見える
人付き合いがカギとなる

既存事業に時間を取られて
余白がない組織は
場を設けても
活用されないことが多い

創造性を高めるために
お互いの好みを示し
リラックスした関係性を
作ることも大事だ


これまでの企業の成功は
利益という単一の
指標のみで語られてきた
だが今は社会価値の創造が
企業の価値となっている

今後は企業の意義が
より重要性を増していく

従来の組織は
トップが意思を示し
多くの人がそれに従う形で
まとめられたものだった

創造する組織では
誰か一人が方向性を
示すのではなく
社員一人ひとりが
意思を示すことで
集合的に方向性が決まっていく

その価値観やベクトルは
場で共有されている限り
指し示す方向が完璧に
一致していなくてもよい

一度描いたビジョンも
プロジェクトや事業が進むにつれて
アップデートされていく

目指すべきビジョンは
全員でひとつを実現するものではなく
ひとりひとりが持つビジョンの
実現が結果として全体の利益になることだ
そしてビジョンは
20年、30年といった
長期的な視野も求められる

会社全体のビジョンを示すには
社員ひとり一人が
未来を考えなければならない

ビジョンには何かを
成し遂げることを目的とするパーパス型と
自分たちのあり方を定義する
アイデンティティ型がある

社会変革そのものを志す事業では
パーパス型が、
社会における価値をつくって
維持していく事業では
アイデンティティ型が適している


今後価値があるのは
新しい情報やアイデアをつくること
そのものになってくる
創造において最も重要なのは
インプットとアウトプットの間に
突然変異を起こすための
飛躍や揺らぎだ
こうした局面においては
まずやってみる
失敗してみることも有効になる


長寿企業が世界一多い
日本の企業に必要なのは
新たなものを生み出しながら
それを既存の組織で活かすような
接ぎ木の力だ

 

 

 

ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION

 

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