要約アウトプット【 いま君に伝えたいお金の話 村上世彰】
いま君に伝えたいお金の話
著者:村上世彰
出版日2018年9月5日
ジャンル:ファイナンス
お金は便利だ道具だ
機能としては
・何かと交換する
・価値を図ることができる
・貯めることができる
この3つが挙げれれる
お金は社会の血液のような
働きをしている
血液が不足して
体のめぐりが悪くなると
身体の調子が悪くなる
同様に社会の血液である
お金の動きが悪いと
社会も健康ではなくなってしまう
お金を稼いで貯めたら
社会にめぐらせることで
価値を増やすという
サイクルが大事だ
現在の日本の
社会の調子が悪いのは
お金を使うことより
貯め込むほうを優先して
いるからだと著者は考える
お金について
4つの大切なことがある
1つ目は
自立して生きていくためには
お金は絶対に必要であること
お金が足りなければ
誰かに頼って生きるしかなくなる
自分の自由のためにも
衣食住をまかなえるだけの
お金は必要だ
2つ目は
やりたいことをやるには
余分なお金があったほうがいい
ということだ
日々の暮らしの最低限の
お金に加えて
余分なお金があれば
生活が豊かにになる
3つ目は
困ったときに
お金はきみを助けてくれる
ということだ
余分なお金を
少しずつでも
貯めておけば
いざというときに
きっと助けになるだろう
4つ目は
君がお金を持っていれば
人を助けることができる
ということだ
自分の幸せのために
お金を使えるようになったら
次のステップとして
社会や人のために
使うと良いだろう
お金には恐ろしい魔力がある
お金を持っている人が
えらく見える
値段の高いもののほうが
よく見える
こんな風に感じてしてしまう
ふしがあれば
それはお金の魔力に
惑わされている兆候だ
ものの本質を見ずに
値段だけで価値を
判断してしまうのではなく
お金は手段の一つだと
割り切ることだ
お金に縛られずに
生きられるためには
お金とは違う基準を
自分の中で作ることが大事だ
お金以外のものさしがあれば
お金の魔力に惑わされることはない
最も頼りになるものさしは
自分なりの幸せの基準だ
幸せの基準が
しっかりしていれば
お金は君の幸せの
サポートをしてくれる
ものの値段が決まる仕組みの中で
最も重要なのは
需要と供給だ
需要に対して供給が追いつかなければ
希少価値が生まれる
物の値段は質だけで決まるわけではなく
数も重要なのだ
お金を払って
何かを買うと言う行為は
お金とものやサービスとの
物々交換だ
何かを手にするために
何時間分の働きと
交換されているのか
それに見合うくらい
幸せをもたらしてくれるのか
よく考えたい
もしそれが
幸せをもたらさないのであれば
無駄遣いとなる
借りられたお金を
自分の幸せのために回すには
無駄遣いを減らさなければならない
自分にとっての
ものさしがないと
ただお金を使わされているだけの
存在になってしまう
作家の村上龍さんが書いた
13歳のハローワークには
この世の中には2種類の大人がいて
自分の好きな仕事や
自分に向いている仕事で
生活の糧にしている人と
そうではない人だと行っている
大好きなことを
仕事にするためには
それが人の役に立つかどうかの
視点で考えると良い
好きな仕事をして
誰かが価値を見い出してくれるから
お金を稼ぐことができる
2018年現在
日本で働くひとの9割が
会社などに属して
毎月安定した給料をもらっている
だが近年はインターネットの
発展によって
働き方が大きく変わりつつある
誰もが情報発信でき
情報収集もしやすく
その場にいなくても
コミュニケーションを
取りながら働く環境が
整ってきている
これからは
大きな成果を上げられる人は
高い給料に
そうでなければ
給料が減り
クビになることもあるだろう
ただこれは
物々交換の考えからしても
あたりまえのことで
今までがむしろ
不自然だったと考える
仕事の一つの形として
起業家という考えもある
日本では年間12~13万社が生まれるが
投資家から資金を調達できるのは
年1,000社程度だ
大きな成功は簡単ではないが
誰もが奇跡を起こす可能性はある
お金はどうすれば
増やせるのだろうか
お金を生むのはお金だから
まずはお金を
貯めなければならない
稼いだお金の7割を生活費
1割を趣味、残りの2割を
貯金するといいだろう
お金を増やす基本ルールは
お金を回すことだ
貯蓄だけではなく
投資することが大切となる
リスクとリターンを
双方考慮して
自分にあった配分で
投資をする
お金は貯めて
回して増やすだけでは意味がない
その先に社会を良くするために
どう回していけるかを
考えたい
例えば寄付やボランティアだ
投資も社会貢献も
なにかの目的を
達成するためにお金を託す
という意味では同じだ
その違いはリターンが
お金かそうでないかだけだ
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