要約アウトプット【 苦手な人を思い通りに動かす ルービン】

苦手な人を思い通りに動かす

レッチェン・ルービン
出版日2019年7月31日

ジャンル:自己啓発

 

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苦手な人を思い通りに動かす

 

外部からの期待や
自分自身への期待に対し
どんな態度を取るか
これによって
人は4つの傾向に分類される

○アップホルダー
(約束を守る人)
内外問わず期待に
進んで答えようとする人

○クエスチョナー
(疑問を持つ人)
あらゆる期待に疑問を抱く
実質敵的に内なる期待にしか
答えようとしない

○オブライジャー
(義務を果たす人)
外からの期待には
進んで答えようとするが
内なる期待にはなかなか
答えられない

○レブル
(抵抗する人)
あらゆる期待に反発する

基本的に
人の傾向は変わらない
また時代変化や
環境によって
自分の傾向が
プラスに働くか
マイナスに働くかはわからない

自分の傾向の
強みと弱みを知れば
それを活かすことで
人生を構築しやすくなる
成功の可能性も高まるだろう

同様に相手の傾向の
強みと弱みを知れば
相手をうまく説得できたり
やる気にさせたりできるだろう


では4つの傾向の
特徴を紹介していく


○アップホルダー

(強みと弱み)

自ら自発的に行動するため
約束は必ず守り、締切に
間に合わないこともない
逆に言えば融通が利かない
という面で捉えられるかもしれない

また自分を大事にすることも
楽しませることも得意で
休日も充実している

(接するときの注意)

どの期待にも同じくらい
重視して取り組んでしまうため
優先順位をはっきり
示した上げたほうが良い
安易に期待の言葉をかけるよりも
自発性を活かしてあげたほうが良い

 

○クエスチョナー

(強みと弱み)
自分に課せられた期待に対して
全て受け入れるのではなく
一旦は疑問を抱く
正当な理由があると思えなければ
期待に答えようとしない
調査好きで効率化を追求し
合理的でないことを排除しようとする

(接するときの注意)
彼らに細かく質問されても
イライラしないこと
期限を設けてあげたり
本人が尊敬する人物に
アドバイスを求める等
策を講じれば
期待に答えようとしてくれるだろう

 

○オブライジャー

(強みと弱み)
責任感が強いため
期限や約束事は必ず守り
頼まれごとはやりきる
しかし、自分のニーズは
後回しにしてしまう

外から与えられた期待を
制約とは受け止めておらず
苛立つことがない
周囲から頼られるため
他の傾向の人と最も
うまく付き合える

(接するときの注意点)
期待が過度にならないように
役割分担を明確にしてあげる
彼らがやりたいことを
やれる時間を確保する
大きすぎる目標は設定しない

 

○レブル

(強みと弱み)
自分で選択したいと願い
自由、自己表現を好む
周囲にどう思われていても
あまり気にならないし
圧倒的にプレッシャーに強い
自分の正直な欲求を理解し
ルール、期待、しきたりに
真っ向から逆らう

(接するときの注意点)
既存の枠に
とらわれることを
嫌うので、
選択肢を多く用意し
指示をしないで
見守ることが重要


自分がどの傾向にあてはまるのか
周囲の人はどうだろう
タイプ分けすることで
コミュニケーションが
楽になるかもしれない

 

 

苦手な人を思い通りに動かす

 

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