要約アウトプット【 突破力 メンタリストDaiGo】

突破力

メンタリストDaiG
出版日2019年5月30日

ジャンル:自己啓発

 

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無理なく限界を突破するための心理学 突破力

 


人間の身体能力は
遺伝に左右されており
正確の50%は
遺伝で決まるという
そのため能力の限界を超えたい
と願っても簡単ではない

生物学的な限界なのか
思い込みの限界なのか
どうやって見抜くのかが問題
また限界は環境や生活習慣
体調などの外的要因で
変化していく

すなわち限界がある事自体を
問題にしても仕方がない

では限界にどうやって
立ち向かっていけばいいのか
唯一の方法は試すこと
思いついた仮説を試して
検証してみるほか無い

失敗したら別を試す
簡単なようだが
これを常に実践できる人は少ない
さらにたちが悪いのは
わかっているのに
行動しないというパターン
ひたすら問題を先送りする

これは現状維持のバイアスに
囚われている
新しいものを受け入れられず
現状のままでいたいと思ってしまう

現状維持のバイアスの他にも
現在60~80種類のバイアスが
見つかっている
しかし私たちはその存在に気づかず
無意識に判断をコントロールされている

近年ではバイアスに関する研究がすすみ
その悪影響を和らげるための
科学的な方法も編み出されてきている
これこそが著者が伝えたい
科学的に正しい限界の突破法


バイアスに抵抗したければ
前もって脳の合理的なシステムを
動かしておくしか無い

・ワンアットアタイム
複数の選択肢があるとき
すべての選択肢を一度に比べずに
一つずつ吟味しながら
候補を絞り込む

・困ったときは真ん中をとる
まず直感で捉えて
次に真逆のことを考える
そして最後に2つの中間は
どこだろうと考える


代表的なバイアスと
そのメカニズムを理解しよう

・好感度ギャップ
なんの根拠もなしに
自分は好意を持たれなかったのでは
と考えてしまう

一度思い込むと数ヶ月続くこともあり
他者とのコミュニケーションだけではなく
メンタルメンにも多大な影響を及ぼしかねない

人間は基本的に
相手の好意レベルを見抜くのが苦手
多くの場合相手は自分が思うよりも
こちらをよく思ってくれていると
自覚を持つだけでも
このバイアスの悪影響を
軽減できる


・隠れナルシストバイアス
自分が平均よりも
優れていると思う心理
多くの人がこれにかかっている

自分に才能があると信じるだけで
努力はしない
メンタルが弱く他人に批判に
耐えられない

自意識だけが高くなるが
能力は伸びず
他人からもよく思われない


・後知恵バイアス
記憶を振り返り
こうなることはわかっていた
と思い込むこと
自分のミスに意識が向かず
失敗から反省し学ぶことが
できなくなる恐れがある

回避するには
もし違う結果が起きていたら
どう思うだろうと反対を考えてみる
これだけでバイアスから逃れ
客観的に現実を見る視点が生まれる


無理なく限界を超える
3つの突破力

・セルフモニタリング
自分の行動、思考、感情などを
自ら観察し記録していくこと

たとえば1日の終わりに
その日あったことを書いてみる
それを3~4週間続けた被験者は
自分の心理を客観的に捉える能力が向上し
幸福度が上がると報告されている

クリティカルシンキング
問題やトラブルに対して
バイアスにとらわれず
最適な判断を目指す分析法

これを鍛える方法は
なにか困ったことが起きたら
この問題の要点は?
別の人の視点から考えたらどうなる?
などと自問自答を繰り返し
焦った常態ではん参しないようにする

・知的謙遜
自分がなにを知っていて
何を知らないのかを把握して
自分には知識が足りないという
事実を心から受け入れること

得意なジャンルこそ
自分に疑いの目を向けることが
大切

 

 

無理なく限界を突破するための心理学 突破力

 

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