要約アウトプット【健康の結論 堀江貴文】

健康の結論

堀江貴文
出版日2018年8月9日

ジャンル:健康・フィットネス

 

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健康の結論

 

ホリエモンの本は
何冊も読んだが
健康に関する記述は
はじめて読んだ
本書はホリエモン
直接ドクター達に
取材した内容を
まとめたものになっている

2016年の日本人の
平均寿命は84歳
1947年は52歳だったのを
考えると実に
30年以上伸びている
このままいくと2050年には
100歳以上の人は100万人を超える

現在の定年は60歳だが
高年齢者雇用安定法によって
希望者は65歳まで働かける
今後はもっと伸びていくだろう

とはいえ人間の生物としての
機能は20年前から
殆ど変わっていない
30歳を超えると
体力はどんどん落ちるし
40歳を超えると
健康診断の有病率が
高くなっていく
このような社会的な
年齢感覚と生物学的な
年齢ギャップを埋める
手立てとして予防医療
という考えは必須となっていく


日本のがん死亡数は約38万人
部位別に見てみると
男性は肺がんが25%と最も多く
女性では大腸がんが16%と最多だ
高齢化や長寿化によりますます
増えている現状がある

日本人のがんの約25%は
最近やウイルスによる
感染症だと言われている
それは早期に発見できれば
薬で除菌治療で対応
できることを意味する
しかし日本では感染症由来の
がんが多いとうことが
医療関係者以外には
まだあまり知られてていない


胃がんの予防対策は
50歳以上を対象とした
胃がん検診が中心だが
中学生くらいの早期から
実施するべきだと思う

肝臓がんも感染症由来で
肝炎ウイルスによって発症するので
このウイルスを調べておけば予防できる

大腸がんは
感染症由来ではないとはいえ
予防や早期発見が
できるにも関わらず
女性のがんの
死因第一位になっている
これはもともと
日本人が大腸がんに
なりやすいたい質を
もっているためである
その原因は
大腸ポリープであり
このポリープは
がん化するのに数年かかる
よって最低でも2年に1度でも
便潜血検査を
受ければ手遅れになることは
防げるはずだ
大腸がんは毎年定期的に
検査さえ受けれいれば
90%以上助かる
がんとも言われている

日本の場合、
国が推奨している検診は
肺がん、胃がん
大腸がん、子宮頸がん
乳がんの5種類で
それ以外は実施負担となる
早期発見早期治療により
治療が可能ながんは多い
しかし日本はがんの
検診率が非常に低い
すなわち日本という国は
予防できるがんによる死を、
放置しているとも言え
それは貴重な生命が
奪われるとともに
医療保険も使って
しまっているということだ


厚生労働書の
歯科疾患実態調査によると
85歳を過ぎて自分の歯が
20本以上ある人の割合は
約25%しかいない
これは歯周病予防の重要性が
正しく知られていないからだ
日本においての歯周病は成人の
約80%がかかっている
感染症である
歯周病菌は治療しても
完全に除菌することは難しい
しかも悪化すると
糖尿病や脳卒中などの
疾患に繋がる
最近では認知症乳がん
流早産との関連性も指摘されている

2010年のデータによると
国民医療費全体の
約7~8%が歯科診療医療費である
これは頻繁に歯科へ通う人が
多いというより
歯周病を放置した末に
症状が悪化し
結果として高額な治療費が
発生しているためだ
口内細菌は
定期的なクリーニングで
歯垢や歯石取り
日々のケアをしっかり行えば
かなり減らせる
犬歯も奥歯と奥歯が
直接噛み合うのを防ぐ役割をしているが
この犬歯のケアもすることで
80歳以上になっても20本以上の歯を
残せる可能性が確実に高まる

 

 

健康の結論

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