要約アウトプット【 花粉症は1週間で治る 溝口徹】

花粉症は1週間で治る!

著者:溝口徹

出版日2018年02月09日
ジャンル:健康・フィットネス

f:id:ishida0914:20200301142732j:plain
花粉症は1週間で治る!

花粉症の原因は
本来無害な花粉を
体が有害だと誤認して
それを排除しようと
過剰に反応してしまう
アレルギー反応だ

人間の体には
免疫システムが
備わっていて
それが正常に働けば
守るための
反応をおこしてくれる

しかしなんらかの理由で
免疫システムが乱れると
無害な物質
とくにアレルゲンと
呼ばれる物質へ過剰に反応し
自分の体を傷つけてしまう


アレルゲンになる
可能性をもつものは
多数存在する
スギ、ヒノキなどの花粉。
ウイルスや細菌。
ペットの毛やダニなども
アレルギー反応を引き起こす

これらのアレルギー反応が
起きるメカニズムは一緒なので
なにかしらの
アレルギー症状がある人は
別のアレルギー症状を
併せ持つことが多い



花粉症の治療に使われるのが
抗ヒスタミン剤
スレロイド剤だ

抗ヒスタミン剤
アレルゲンが
体内に入った時
ヒスタミンという物質と
結合して反応を
防いでくれる
だがヒスタミン
ヒスタミン
脳内だと
神経伝達物質として
機能しているため
第一世代の
抗ヒスタミン剤
集中力や判断力の低下が
課題だった

ステロイド剤は
体内のホルモンを
人工的に作り出すもの
ヒスタミンによって
引き起こる
粘膜の炎症を鎮めたり
免疫系などの
反応を低下させる
効き目も強いがその分
副作用も大きい
ステロイドを使用すると
体はステロイド
十分体内にあると
勘違いし、
その働きを弱めてしまう
本当に必要になったときに
分泌されなくなる恐れがある

現在抗アレルギー剤の主流は
第二世代の抗ヒスタミン剤
こちらは第1世代と違い
鎮静作用がほどんとない
ただいずれにせよ
花粉症を完治させるものではない


現在の最新の治療は
大きく2つある

1つ目はレーザーによる治療
鼻の粘膜にレーザーを
当てて一部を除去
花粉に反応する粘膜の
面積を狭くし
アレルギー反応を
軽減するものだ

問題点としては
粘膜の再生能力が高いため
1年~3年すれば
症状がまたでてしまうこと

2つ目は舌下減感作療法
舌下もしくは皮下から
アレルゲンを微量ずつ
体内に投与して
体を慣らしていく
これを最低でも2年~3年
続けることで定着すると言わる

問題点としては
アナフィラキシーショックなどの
強いアレルギー反応を
起こすリスクだ
また、日本では対象が
スギ花粉とダニに留められている


花粉症を薬だけで
完治させることは難しい
自分で自分の体を
作り直すしか無い

人間の体は
食べたものでできている
体に不調があるのは
足りない栄養素があるからだ
その不足した栄養素を
補充することで
体の正常な機能を取り戻す
これがオーソモレキュラー
という考え方だ

体内組織を
良い状態に保ち
臓器の機能が
高めるためには
タンパク質の入れ替えを
早くすることがポイントだ
タンパク質の代謝
うまく行かないと
いくらビタミンや
ミネラルを補充しても
タンパク質の合成が
十分にされず
機能改善には繋がらない

とくに花粉症のような
トラブルが体内で
起こっている時は
タンパク質の代謝回転が
早くなるため
よりタンパク質の
必要量が増す

花粉症にならない体へと
体質改善するためには
タンパク質を積極的に
摂取することだ

タンパク質
摂取時の注意点は
同じものを連日食べないこと
同じタンパク質を
連日取ると
新たな免疫グロブリン
つくられ
遅延型アレルギーを
起こす可能性がある

もう一つ
動物性タンパク質を
摂取すること
植物性よりも動物性のほうが
人間のタンパク質に近いため
体内で扱いやすいからだ


その上で花粉症の
特効薬を紹介する
ビタミンD
ビタミンDには
免疫力をアップさせて
花粉症などの
アレルギー疾患から
体を守る働きがある

細胞核に直接作用して
特定のタンパク質をつくりだす
司令をだしてくれる

そのタンパク質の一つが
抗菌ペプチドだ
細菌やウイルスを
攻撃して殺してくれる

ビタミンDはさらに
粘膜細胞を丈夫にして
腸内環境を整え
免疫システムを
強化してくれる働きもある


ビタミンDを獲得する方法は
食材からと紫外線だ
メインは紫外線
しっかりと太陽の光を
浴びることだ

糖質は腸内環境を悪化させる
悪玉菌のエサだ
できるだ避けるべきだ

糖質制限するときは
まずは小麦製品を控える
ただいきなり全てカットすると
ストレスとなり
逆効果になる
ポイントは少しずつ減らす
食事はおかずを中心に食べて
ご飯はシメのつもりで
ゆっくり食べよう

糖質を制限しても
脳のエネルギーは
脂質で補われる
ケトン体という
肝臓で作られる物質が
糖の代わりになってくれる


取り組みとしての
難易度はそこまで高くなく
ぜひ挑戦したいと
思わせる内容だった


花粉症は1週間で治る!

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村

毎日の読書週間のために

sakurannboekimae.hatenablog.com