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簿記3級独学応援っ!⑮伝票 振替伝票と入金伝票と出金伝票の使い方がメッチャわかるっ!

 

仕訳ってどこに書くの?

➡伝票(会計伝票)

 

伝票って何種類あるの?

➡実務では何種類もある(企業によって違う)

➡簿記検定では3種類(三伝票制)

・振替伝票:

 入出金のない取引で使う

・入金伝票:

 入金取引でつかう

 (借方は現金)

・出金伝票:

 出金取引で使う

 (貸方は現金)

 

なぜ何種類も(3種類)もあるの?1種類じゃダメ?

➡1種類でOK(1種類のみの企業も多い)

この場合振替伝票(一般会計伝票)のみ。

必要に応じて種類が増えた

何度も入出金がある実務では

何度も借方貸方に現金と書くのが面倒

そこで!

予め借方に現金と書いてある:入金伝票

予め貸方に現金と書いてある:出金伝票

があれば便利!

ということで三伝票制

・使う伝票は振替伝票が基本

 ただし、

入金(貸方現金)は入金伝票

出金(借方現金)は出金伝票

 

三伝票制

借方現金と仕訳したい取引では入金伝票

貸方現金と仕訳したい取引では出金伝票

➡裏を返せば

入金伝票を用いた場合は

借方は絶対に現金と仕訳される

出金伝票を用いた場合は

貸方は絶対に現金と仕訳される

 

例えば

(借方)現金800(貸方)受取利息800と

仕訳したいときに用いる伝票は?

➡入金伝票

電気代1万円を現金で支払ったときに用いる伝票は

(借方)水道光熱費10,000(貸方)現金10,000

➡出金伝票

電気1万円を小切手を振り出して支払ったとき用いる伝票は

(借方)水道光熱費10,000(貸方)当座預金10,000

➡振替伝票

 

仕訳データの流れ

仕訳は仕訳帳に記載

or

仕訳は伝票に記載

*伝票は仕訳帳の代わり

 

【今回の練習問題をやってみましょう!】
Q1:買掛金支払のために小切手を振り出した。使う伝票は何?

振替伝票

 


Q2:土地を現金で購入した。使う伝票は何?

出金伝票

 

Q3:当座預金から現金を引き出した。使う伝票は何?

入金伝票

 

Q4:100万円の土地を購入した。代金のうち20万円は普通預金から支払い、残額はツケとした。使う伝票は何?

(借方)土地1,000,000(貸方)未払金800,000

          (貸方)普通預金200,000

よって振替伝票

 

Q5: 100万円の土地を購入した。代金のうち20万円は現金で支払い、残額はツケとした。使う伝票は何?

 

 

 (借方)土地1,000,000(貸方)未払金800,000

           (貸方)現金200,000

振替伝票80万

出金伝票20万

 

Q6:伝票を用いる場合、仕訳帳は用いられない。〇か×か?

 

Q7:
伝票を用いている場合、伝票に記載された勘定科目1つ1つを総勘定元帳に転記することもできるが、そうせずに、1日分の伝票をすべて集計し、各勘定科目の1日分の合計値をもって総勘定元帳に転記する方法もある。この集計作業で作成される表を何という?

仕訳日計表