要約アウトプット【 編集思考 佐々木紀彦】

編集思考

著者:佐々木紀彦
出版日2019年10月04日
ジャンル:企業・イノベーション

 

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異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考 (NewsPicksパブリッシング)

編集思考は
日本組織に特徴的な
縦割り病の特効薬になりうる

日本の近代史を振り返ると
明治維新敗戦、
戦後の経済成長において
日本は優れたリーダーや
経営者を排出しては
世代交代を機に
縦割り病に冒されてきた

この状況に陥る原因は
次の3つだ
・人材の多様性の乏しさ
・大学教育の在り方
・日音型の企業カルチャーだ

既存の偏差値別や
地域別の教育システムでは
価値観の多様性を促すことはできない
海外の大学教育では
ダブルメジャーが主流だが
日本では認められていない
また日本企業においては
ヒエラルキー
トップにいない限り
個人にはリーダーになりあえない


日本に蔓延する閉塞感を
払しょくするカギは
物事を横串でつないでいくことだ
そのために必要なのが
編集施行だ

そもそも編集とはなにか
著者の定義は
素材の選び方、つなげ方
届け方を変えることによって
価値を高める手法だ

編集思考には
専門性は必要ない
編集者とは偉大なる素人である
あらゆることに好奇心を抱くこと
現状の延長線上にない
素人ならではの
視点や発想力を持つこと
こそが重要だ

編集思考には
4つのステップがある
まずは「セレクト」
セレクトとは素材を選ぶこと
ポイントは何かが飛び抜けているものを
選ぶことだ
いいところだけを見て
惚れ抜くことが鍵になる

素材をセレクトしたら
それをいかに
「コネクト」するかの
センスが問われる
ここが編集思考の
もっともコアな部分だ

コネクトの法則①は
古いものと新しいものを繋げる
法則②は縦への深堀りと
横展開に繋げること
法則③は文化的摩擦が
大きいもの同士が繋げること

素材をセレクト、コネクト
して生まれたものを
外に発信するのが
プロモートだ
ここで重要なのは
時間軸と思想、そして
真実の3つのTだ

編集思考の仕上げは
エンゲージだ
ポイントは
良好な関係を
構築できるかどうか
良好なコミニケーションを
積み重ねてコミュニティが
形成されていく
ネットとリアルの
一貫性を保つこと
良好な関係を構築するためには
つかず離れずのカジュアルな
関係がいい
これからは複数の
コミュニティに
出入りすることが
主流になっていくからだ

 

 

 

異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考 (NewsPicksパブリッシング)