要約アウトプット【 女の機嫌の直し方 黒川伊保子】

女の機嫌の直し方

著者:黒川伊保子
出版日2017年4月12日
ジャンル:自己啓発

 

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女の機嫌の直し方 (インターナショナル新書)

 

本書は
人口知能や
脳科学の観点から
男女の脳の違いと
女性の機嫌の直し方を
学んで対処
できるようになること


そもそもなぜ女性は
男性の思いもかけない
ところで期限を損ねるのか

人の脳の機能を
精査していくと
男女の性差は歴然と
存在することがわかっている

その違いの一つが
対話のスタイルの違いだ
女性はこの発端から
時系列に沿って
プロセスを語りたがる
一方男性は最初に
話のゴールを知りたがる

さらに視点の運び方にも
違いがある
男性は遠くと
近くを交互に見て
物ン輪郭と距離感をつかむ
女性は比較的
近くにあるものの
表面をなめるように見て
微細な変化も見逃さない

これがデート中に
男性が目移りしているように
女性が感じてしまう原因だ


ではなぜ女性の脳は
プロセスを重視するのか
女性はことの経緯を
語るうちに
そこに潜む
真実を探っている
そして
人間関係のひずみや
自分の失言などに
気づいていく
女性は「プロセス指向型」

重要なのは
思う存分経緯を
思い出すこと
状況をリアルに再体験し
経緯をこと細かく
話すことで
答えが見えてくる

そのため話の腰を
折られると
それが中断されてしまう
逆に共感により
上手に話を
聞いてもらえれば
演算の質が上がる

これに対し男性の脳は
「ゴール指向問題解決型」だ
主幹をシンプルに
とらえようとし
ものの位置関係と
距離感を
正確に把握しようとし
公平性を重視する

だから男性は女性の
着地点のわからない話に
寄り添うことが苦痛なのだ

女性との対話で
心掛けたいのは
相手の言葉を反復して
共感で返すことだ


女性の脳は
ストレスを伴う
感情が起こるとき
ストレス信号が男性の
何十倍も強く働き
何百倍も長く残る

ただ共感してもらうと
この余剰な信号は
沈静化していく
安心感を得て
自分の感情を
客観的にできるからだ

この余剰な信号は
危険な事態を記憶して
二度と同じ状況に
自分を追い込まないための
防衛手段だ
脳が強く反応した体験を
思い返すことで
今後に活かせる知恵や
センスを創出していくのだ


女性の脳は
共感でまわっている
よく女性が口にする
「かわいい」は
評価ではなく
わたしはかわいいと思うけど
あなたはどう?という
共感を求めるものだ


女性の脳は
脳の異なる領域を
連携させて使う
複雑系認知傾向」を持つ
これに対して男性は
合理的な演算を
すばやく行う
「合理系認知傾向」と言える

複雑系を多用する
女性の脳は
混沌とした状況に
興奮し意外性や
特別であることを好む
女性に物を売りたいなら
限定や特別といった
演出をするのがいいだろう

対照的に合理系を
多めに使う男性の脳は
簡潔な事象を好む
シンプルで普遍的で公平。
秩序が保たれている
ことへの好感度が高い

男性は女性の脳と
自分の脳の違いを
認識するべきだ
いくら公平性が大事でも
妻の前では妻を
ひいきするべきだ


女性に謝るときの
鉄則は
女性の気持ちに
言及して
真摯に謝ることである

待ち合わせに
遅れたとしたら
遅れた理由を
言うのではなく
心細い思いをした
プロセスに対し
真摯に謝るべきだ

共感していないのに
心のない
セリフを言っても
女性はうれしいのか

でもそれでいいらしい
優しい言葉をかければ
女性は笑顔になる
そうすれば男性も
うれしいものだ

男女の間には
深い溝がある
でもその溝は案外狭い
男女の脳の違いを知り
理解したうえで
行動をすればいい

 

 

 

女の機嫌の直し方 (インターナショナル新書)

 

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