YOUTUBEで簿記3級独学③ 預金
簿記3級独学応援っ!③預金 ✅当座預金✅当座借越✅小切手の仕組み(自己振出小切手も!)
銀行へ行って現金1,000円を普通預金へ預け入れた
(借方)普通預金1,000(貸方)現金1,000
普通預金50,000円を定期預金へ切り替えた
その際手数料が普通預金口座から差し引かれた
(借方)定期預金50,000(貸方)普通預金50,300
(借方)支払手数料300
*手数料は支払手数料
普通預金に利息500円がついた
(借方)普通預金500(貸方)受取利息500
利息は収益の発生になる
手元にある3,000円の郵便為替証書を普通預金へ預けた
(借方)普通預金3,000(貸方)現金3,000
預金での論点
・小切手での取引(一般)
・自己振出の小切手
・当座借越
メモ
小切手を作って相手に渡すことを振り出すという
当座預金口座をつくると小切手・手形を振り出せる
当座預金のメリット:小切手、手形を振り出せる
当座預金のデメリット:通帳がない、無利息である
●小切手での取引(一般)
A社側
A社はB社から30万円のPCを購入し、小切手を降り出してB社に渡した
(借方)備品300,000(貸方)当座預金300,000
*B社は銀行にまだ行っていないが小切手は当座預金となる
B社は小切手を銀行へ持っていき、現金30万を受け取った
(借方)(貸方)
仕訳なし
B社側
A社はB社から30万円のPCを購入し、小切手を降り出してB社に渡した
(借方)現金300,000(貸方)売上300,000
*他人振り出しの小切手は(通貨代用商品なので)現金で仕訳する
B社は小切手を銀行へ持っていき、現金30万を受け取った
(借方)(貸方)
仕訳なし
●自己振出の小切手
A社側
A社はB社から30万円のPCを購入し、小切手を降り出してB社に渡した
(借方)備品300,000(貸方)当座預金300,000
B社はC社に対する未払金30万円の支払いのために当該小切手をC社に渡した
仕訳なし
C社はA社に対する未払金30万円の支払いのために当該小切手をA社に渡した
(借方)当座預金300,000(貸方)未収入金300,000
*他人振出の小切手を受け取った➡現金の増加
自己振出の小切手を受け取った➡当座預金の増加
●当座借越
設定した限度額までなら(いつでも)(すぐに)借りられる
当座預金口座の残高がマイナス状態=借金状態
買掛金200万を当座預金から支払った
なお当座預金残高は50万円しかないが
予め銀行と限度額1億円の当座貸越契約を締結している
(借方)買掛金2,000,000(貸方)当座預金2,000,000
◆補足(改定により)
同じ種類の口座を複数開設している場合
A銀行の当座預金とB銀行の当座預金にそれぞれ100円ずつ現金でよきんした
(借方)当座預金A銀行100(貸方)現金200
(借方)当座預金B銀行100
*銀行名をつける
【今回の『預金』の練習問題をやってみましょう!】
あまり理解できなかった方も、以下の練習問題の仕訳を見てみればそこでわかると思います。
全11問!
8問以上正解すればすでにアナタは「預金」はほぼOK!
1回目は答えを見てOKです!
(商品売買については三分法で仕訳)
Q1:
普通預金10,000円を定期預金に振り替えた。その際に手数料として300円が普通預金から差し引かれた。仕訳は?
(借方)定期預金10,000(貸方)普通預金10,300
(借方)支払手数料300
Q2:
普通預金に利息2,000円がついた。仕訳は?
(借方)普通預金2,000(貸方)受取利息2,000
受取利息は収益
Q3:
手元にある4,000円の郵便為替証書を普通預金に預け入れた。仕訳は?
(借方)普通預金4,000(貸方)現金4,000
郵便為替証書は現金
Q4:
A社側の仕訳は?
①A社はB社(パソコンショップ)から、A社の事務所内で使用するためにパソコンを50万円で購入し、小切手に金額を記入してB社に渡した。
②B社は、その小切手を銀行窓口へ持っていき、現金を受け取った。この現金は、A社の当座預金残高から引かれたものである。
①(借方)備品500,000(貸方)当座預金500,000
②仕訳なし
Q5:
B社側の仕訳は?
①A社はB社(パソコンショップ)から、A社の事務所内で使用するためにパソコンを50万円で購入し、小切手に金額を記入してB社に渡した。
②B社は、その小切手を銀行窓口へ持っていき、現金を受け取った。この現金は、A社の当座預金残高から引かれたものである。
①(借方)現金500,000(貸方)売上500,000
②仕訳なし
Q6:
A社側の仕訳は?
①A社はB社(パソコンショップ)から、A社の事務所内で使用するためにパソコンを50万円で購入し、小切手に金額を記入してB社に渡した。
②B社は、その小切手を銀行窓口へ持っていかず、C社への買掛代金50万円の支払いのためにC社に渡した。
③C社は、A社からの借入金の返済のため、B社から受け取った小切手をA社に渡した。
①(借方)備品500,000(貸方)当座預金500,000
②仕訳なし
③(借方)当座預金500,000(貸方)貸付金500,000
Q7:
A銀行の当座預金とB銀行の当座預金それぞれに現金500円ずつを預金した。
なお管理のために預金口座ごとに勘定科目を設定している。仕訳は?
(借方)当座預金A銀行500(貸方)現金1,000
(借方)当座預金B銀行500
Q8:
B信用金庫の普通預金500円をA銀行の当座預金に移した。
なお管理のために預金口座ごとに勘定科目を設定している。仕訳は?
(借方)当座預金A銀行500(貸方)普通預金B信用金庫500
Q9:
買掛金800,000円の支払いのために、小切手800,000円を振り出した(C銀行に開設している当座預金口座から支払う。なおこの当座預金残高は20,000円しかないが、予めC銀行と限度額100,000,000円の当座借越契約を締結している)。
なお管理のために預金口座ごとに勘定科目を設定している。仕訳は?
(借方)買掛金800,000(貸方)当座預金C銀行800,000
Q10:
神楽坂本社の経理部出納係は、野田営業所の用度係に、小口現金用として小切手20万円分を振出し、野田営業所に送付した。仕訳は?
(借方)小口現金200,000(貸方)当座預金200,000
Q11:
①普段は出納係の金城さんが自ら現金等の実査(カウント)をしているが、本日は金城さんが早退したため、上司である比嘉さんが実査(カウント)をすることになった。
比嘉さんが現金及び通貨代用証券の現物を数えたところ、合計で2万円あった。一方、帳簿上の「現金」勘定の残高は3万円であった。
したがって比嘉さんはとりあえず、なすべき仕訳を作成した。どんな仕訳?
②比嘉さんが上記①の差額原因を探したところ、「先日受け取った小切手(1万円)が、首里前田商店が振り出したものではなく、それ以前に当社が小湾放送局㈱宛に振出した小切手であることに気づかずに金城さんが仕訳した」ためであることが判明した。したがって比嘉さんはなすべき仕訳を作成した。
なすべき仕訳とはどんな仕訳?
①(借方)現金化不足10,000(貸方)現金10,000
②(借方)当座預金10,000(貸方)現金過不足10,000
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