YOUTUBEで簿記3級独学① 入門編


簿記3級独学応援っ!①【入門!初心者の人が一番最初に見る動画:仕訳の理屈がメッチャわかる!】簿記って何?(全体像)

 

簿記ってなに?

➡企業の活動を帳簿につけること

 (複式簿記のけいしきでつける)

簿記の全体像は?

➡期中は期中仕訳

 決算では決算整理仕訳

➡決算で仕訳を集計して財務諸表を作成

 

 

会計とは

・企業の活動を帳簿につける
・帳簿に書いたものを世間に見せる
・企業内での管理


帳簿記入(簿記)

会計学の中にあるのが簿記

複式簿記
借方 貸方

 

資産負債純資産
費用収益

 

練習1:
100万円の土地を現金で買った

 

土地という資産の増加、現金という資産の減少

(借方)土地1,000,000(貸方)現金1,000,000

 

練習2:
電気代10万円を現金で支払った

 

現金という資産の減少

水道光熱費という費用の発生

(借方)水道光熱費100,000(貸方)現金100,000

 

練習2:
電気代10万円を現金で支払った

 

現金という資産の減少

水道光熱費という費用の発生

(借方)水道光熱費100,000(貸方)現金100,000

 

練習3:
銀行と借金100万円の契約をし

普通預金に入金された

 

普通預金という資産の増加

借入金という負債の発生

(借方)普通預金1,000,000(貸方)借入金1,000,000

 

例題1:
900万円のビルを購入した(明渡済)

代金は現金で支払った

 

建物という資産の増加9,000,000

現金という資産の減少9,000,000

 

(借方)建物9,000,000(貸方)現金9,000,000

*ビルは勘定科目:建物

 

例題2:
900万円のビルを購入した(明渡済)

代金は月末払いとした

 

建物という資産の増加9,000,000

未払金という負債の発生9,000,000

 

(借方)建物9,000,000(貸方)未払金9,000,000

*お金を払っていない=債務

 この場合は商品ではないので未払金

 

例題3:
上記2の未払金900万円を

普通預金から支払った

 

普通預金という資産の減少9,000,000

未払金という負債の減少9,000,000

 

(借方)未払金9,000,000(貸方)普通預金9,000,000

 

例題4:
500万円の土地を購入した(明渡済)

代金のうち200万は現金で支払い

残りの300万は月末払いとした

 

土地という資産の増加5,000,000

現金という資産の減少2,000,000

未払金という負債の発生3,000,000

 

(借方)土地5,000,000(貸方)現金2,000,000

         (貸方)未払金3,000,000

 

例題5:
取引先に現金100万円を貸した

 

貸付金という債権の発生1,000,000

現金という資産の減少1,000,000

 

(借方)貸付金1,000,000(貸方)現金1,000,000

 

*貸した:債権(債権⇔債務)

 この場合貸付金

 

 

分記法

9月1日、商品1個を80円で現金購入した

(借方)商品80(貸方)現金80

9月1日、商品1個を100円で現金販売した

(借方)現金100(貸方)商品80

         商品売買益20

 

3分法

9月1日、商品1個を80円で現金購入した

(借方)仕入80(貸方)現金80

9月1日、商品1個を100円で現金販売した

(借方)現金100(貸方)売上100

 

*簡単だけど利益が一目でわからない

 (決算の時にまとめて)

 仕入、売上、繰越商品

仕入は費用、売上は収益、繰越商品は資産

この3つを使うから3分法

 

商品売買の場合 → 三分法

商品以外の売買 → 分記法

 

決算の目的

財務諸表(貸借対照表損益計算書)

をつくること

 

貸借対照表(B/S)

どれくらい資産等があるのか(財政状態)

(STOCKの情報)

資産=負債+純資産

 

損益計算書(P/L)

いくら儲かったのか(経営成績)

(FLOWの情報)

費用=収益

 

         

 

【練習問題をやってみましょう!】

全7問!5問以上正解すればすでに入門は終了!

 

Q1:
1個100円の商品を掛けで100個買った。仕訳は?(三分法)

 

(借方)仕入10,000 (貸方)買掛金10,000

 

Q2:
上記商品のうち10個を、1個200円で掛け販売した。仕訳は?(三分法)

 

(借方)売掛金2,000 (貸方)売上2,000

 

Q3:
事務所での作業用にパソコンを1台(30万円)購入した。代金は掛けとした。仕訳は?

 

(借方)備品300,000  (貸方)未払金300,000

 

Q4:
500万円の建物と300万円の土地を購入し、普通預金から振り込んだ。仕訳は?

 

(借方)建物5,000,000  (貸方)普通預金 8,000,000

    土地3,000,000  

 

Q5:
決算で作成される財務諸表のうち、代表的なもの2つの名称は?

 

貸借対照表(B/S)

損益計算書(P/L)

 

Q6:
以下のカッコに入る言葉は?
B/Sはある時点の(1)を表し、P/Lはある期間の(2)を表す。

 

(1)財務状態

(2)経営成績

 

Q7:
次の中から正しい語句の組み合わせを選びなさい。
ア:賃借対照表、損益計算書
イ:貸借対照表、損得計算書
ウ:貸借対称表、損益計算書
エ:貸借対照表損益計算書
オ:貸借対照表、損得計算書

 

 今後も簿記を学習していく方のための追加の練習問題。

あと11問解いて、とにかく『仕訳』が出来るようになって下さい!

 

(商品について三分法)

Q8:
500円の商品を掛けで仕入れた。仕訳は?

(借方)仕入500 (貸方)買掛金500

*費用の発生と負債の増加

 

Q9:
上記Q8で仕入れた商品を700円で掛け販売した。仕訳は?

(借方)売掛金700 (貸方)売上700

*資産の増加と収益の発生

 

Q10:
Q8の買掛金500円を現金で支払った。仕訳は?

(借方)買掛金500 (貸方)現金500

*負債の減少と資産の減少

 

Q11:
Q9の売掛金700円について、顧客から普通預金口座に振り込まれた。仕訳は?

(借方)普通口座700 (貸方)売掛金700

*資産の増加と資産の減少

 

Q12:
従業員に給料30万円を普通預金口座から支払った。仕訳は?

(借方)給与3,000,000 (貸方)普通預金3,000,000

 

費用の発生と資産の減少 

 

Q13:
本社経理部で使用するために、パソコンショップから20万円のパソコンを掛けで購入した。仕訳は?

(借方)備品200,000 (貸方)未払金200,000

資産の増加と負債の発生

 

Q14:
顧客に販売するために、パソコン卸売業者から、1台20万円のパソコンを10台掛けで購入した。仕訳は?

(借方)仕入2,000,000 (貸方)未払金2,000,000

資産の増加と負債の発生

*同じパソコンでも備品か商品かで仕分けが異なる

 

Q15:
銀行に行って、現金5,000円を普通預金口座に預け入れた。仕訳は?

(借方)普通預金5,000 (貸方)現金5,000

資産の増加と資産の減少

 

Q16:
銀行と20万円の借金の契約をし、普通預金口座に振り込まれた。仕訳は?

(借方)普通預金200,000 (貸方)借入金200,000

 資産の増加と負債の発生

 

Q17:
売掛金3万円の代金として、2万円を現金で受け取り、残額は普通預金口座に振り込まれた。仕訳は?

(借方)現金20,000  (貸方)売掛金30,000

(借方)普通預金10,000

 

 Q18:
Aさんへの未払金1,000円を支払うために、B銀行C支店に行って、AさんのD銀行普通預金口座へ現金で振り込んだ。仕訳は?

(借方)未払金1,000  (貸方)現金1,000

負債の減少と資産の減少