要約アウトプット【 究極の歩き方 アシックス スポーツ工学研究所】

究極の歩き方

著者:アシックス スポーツ工学研究所
出版日2019年9月20日
ジャンル:健康・フィットネス

 

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アシックススポーツ工学研究所では
日本と欧米に設置した
3次元足形計測器や
3Dセンサーを使った
歩行姿勢測定システムなどから集積される
データを収集して分析してきた
結果人間の足形や歩き方は
50歳を境に大きく変化することがわかった

外反母趾を代表に
足形は加齢とともに
多かれ少なかれ変形して
千差万別になる

50歳を境にして
男女共親指の角度が
更に曲がっていくことも
わかってきた

足の裏には
かかと
母指球(ぼしきゅう)
小指球(しょうしきゅう)
という3つの視点がある

それぞれを結んだ3つのアーチがあり
母指球と小指球を結んだ横アーチ
かかとと母指球を結んだ内側縦アーチ
かかとと小指球を結んだ外側縦アーチ
以上に分けられる

3つのアーチはキュッションや
バネの役割を果たす
年齢と共に
アーチが潰れていくことが
足形の変形の原因なのだ

足には左右差がある
利き足とそうでない足との
足の使われ方の違いが
足形の違いになってくる

利き足はしっかり踏み出すので
前足部分に体重がかかって
横アーチがつぶれやすい
左右の足のバランスは
歩きかたに影響を与え
トラブルに結びつくこともある
予防のためには
正しい靴選びや
歩き方を身につけることが必要だ


歩いている時の身体重心は
速度が遅くなるほど
左右の揺れが大きくなる
一方で上下動は
速度が遅くなるほど
小さくなる
また歩行速度が
遅くなると
かかとの着地ポイントが
少し外側寄りになる


いつまでも
元気に過ごすための
スポーツとしておすすめは
ウォーキングだ
ランニングの半分程度しか
負荷がかからず、
ひざや足首を怪我しにくい
アーチも崩れにくい

人間は歩く速度を上げていくにつれ
どこかで必ず走り出す
それはおおよそ
時速8キロを超えると
走ったほうが
エネルギー消費量は
少なくなるからだ

その直前となる時速7キロは
エネルギー消費量が
ランニングに近づきつつも
自然に走り出さない
ギリギリの速度であるため
この時速7キロの
ファストウォーキングを
目標にするとよいだろう
運動効果が高いので
最長でも45分程が目安だ
無理なく楽しくが
長続きのこつなのだ


アーチに注目すると
足の一生には
3つの時期がある
18歳ごろまでのアーチが
完成してくる時期
20~40歳のしっかりした
あアーチを維持する時期
50歳以降のアーチが
崩れる時期だ

生まれたばかりの
あかちゃんにはアーチがなく
7歳頃までに
アーチの基本形が完成する
3~7歳の時期に
かかとから着地し
前足部へ体重を移動し、
つま先から抜けていくという
大人と同じ歩き方を
習得していく

幼少期は足が
急激に大きくなっていくが
大きめの靴を履かせておくと
靴の中で足が動いて
トラブルになりやすい
窮屈な子供の足を
変形させてしまうので
半年に1回は靴を
変えたほうがいい

慎重が大きく伸びる
小学校高学年くらいの時期
足長の急激に伸びるので
人生の中でも
もっともその長く
甲が低い足になる
よって足が動かないように
微調整できる
ひも靴がベストだ

足の病気は足病と呼ばれる
足病を発症する60歳以上の
高齢者は700万人もいるという
さらに足の切断に至るのは
年間1万人だ
足の切断に至る原因は
タコやウオノメだ

足の形はさまざまで
加齢やその他の
要因によって変化する

靴を軽視することで
深刻な足病になりかねない
自分に合う靴を選んで
100歳まで歩ける
カラダ作りを身につけたい

 

 

 

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