要約アウトプット【 いま君に伝えたいお金の話 村上世彰】

いま君に伝えたいお金の話

著者:村上世彰
出版日2018年9月5日
ジャンル:ファイナンス

 

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お金は便利だ道具だ
機能としては
・何かと交換する
・価値を図ることができる
・貯めることができる
この3つが挙げれれる

お金は社会の血液のような
働きをしている
血液が不足して
体のめぐりが悪くなると
身体の調子が悪くなる

同様に社会の血液である
お金の動きが悪いと
社会も健康ではなくなってしまう

お金を稼いで貯めたら
社会にめぐらせることで
価値を増やすという
サイクルが大事だ

現在の日本の
社会の調子が悪いのは
お金を使うことより
貯め込むほうを優先して
いるからだと著者は考える


お金について
4つの大切なことがある

1つ目は
自立して生きていくためには
お金は絶対に必要であること

お金が足りなければ
誰かに頼って生きるしかなくなる
自分の自由のためにも
衣食住をまかなえるだけの
お金は必要だ

2つ目は
やりたいことをやるには
余分なお金があったほうがいい
ということだ

日々の暮らしの最低限の
お金に加えて
余分なお金があれば
生活が豊かにになる

3つ目は
困ったときに
お金はきみを助けてくれる
ということだ

余分なお金を
少しずつでも
貯めておけば
いざというときに
きっと助けになるだろう

4つ目は
君がお金を持っていれば
人を助けることができる
ということだ

自分の幸せのために
お金を使えるようになったら
次のステップとして
社会や人のために
使うと良いだろう


お金には恐ろしい魔力がある
お金を持っている人が
えらく見える
値段の高いもののほうが
よく見える
こんな風に感じてしてしまう
ふしがあれば
それはお金の魔力に
惑わされている兆候だ

ものの本質を見ずに
値段だけで価値を
判断してしまうのではなく
お金は手段の一つだと
割り切ることだ

お金に縛られずに
生きられるためには
お金とは違う基準を
自分の中で作ることが大事だ

お金以外のものさしがあれば
お金の魔力に惑わされることはない

最も頼りになるものさしは
自分なりの幸せの基準だ

幸せの基準が
しっかりしていれば
お金は君の幸せの
サポートをしてくれる


ものの値段が決まる仕組みの中で
最も重要なのは
需要と供給だ
需要に対して供給が追いつかなければ
希少価値が生まれる
物の値段は質だけで決まるわけではなく
数も重要なのだ

お金を払って
何かを買うと言う行為は
お金とものやサービスとの
物々交換だ

何かを手にするために
何時間分の働きと
交換されているのか
それに見合うくらい
幸せをもたらしてくれるのか
よく考えたい

もしそれが
幸せをもたらさないのであれば
無駄遣いとなる
借りられたお金を
自分の幸せのために回すには
無駄遣いを減らさなければならない
自分にとっての
ものさしがないと
ただお金を使わされているだけの
存在になってしまう


作家の村上龍さんが書いた
13歳のハローワークには
この世の中には2種類の大人がいて
自分の好きな仕事や
自分に向いている仕事で
生活の糧にしている人と
そうではない人だと行っている

大好きなことを
仕事にするためには
それが人の役に立つかどうかの
視点で考えると良い

好きな仕事をして
誰かが価値を見い出してくれるから
お金を稼ぐことができる


2018年現在
日本で働くひとの9割が
会社などに属して
毎月安定した給料をもらっている

だが近年はインターネットの
発展によって
働き方が大きく変わりつつある
誰もが情報発信でき
情報収集もしやすく
その場にいなくても
コミュニケーションを
取りながら働く環境が
整ってきている

これからは
大きな成果を上げられる人は
高い給料に
そうでなければ
給料が減り
クビになることもあるだろう
ただこれは
物々交換の考えからしても
あたりまえのことで
今までがむしろ
不自然だったと考える

仕事の一つの形として
起業家という考えもある
日本では年間12~13万社が生まれるが
投資家から資金を調達できるのは
年1,000社程度だ
大きな成功は簡単ではないが
誰もが奇跡を起こす可能性はある


お金はどうすれば
増やせるのだろうか
お金を生むのはお金だから
まずはお金を
貯めなければならない

稼いだお金の7割を生活費
1割を趣味、残りの2割を
貯金するといいだろう

お金を増やす基本ルールは
お金を回すことだ
貯蓄だけではなく
投資することが大切となる
リスクとリターンを
双方考慮して
自分にあった配分で
投資をする


お金は貯めて
回して増やすだけでは意味がない
その先に社会を良くするために
どう回していけるかを
考えたい
例えば寄付やボランティアだ

投資も社会貢献も
なにかの目的を
達成するためにお金を託す
という意味では同じだ
その違いはリターンが
お金かそうでないかだけだ

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要約アウトプット【 ひとりの妄想で未来は変わる 佐宗邦威】

ひとりの妄想で未来は変わる

著者:佐宗邦威
出版日2019年12月23日
ジャンル:経営戦略

 

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ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION

 

意識的に多用な人が集まる場所を
作らなければならない

新しいことを考えるには
心の余裕も必要だ
新規事業においては
一見無駄な余白や
役に立たないように見える
人付き合いがカギとなる

既存事業に時間を取られて
余白がない組織は
場を設けても
活用されないことが多い

創造性を高めるために
お互いの好みを示し
リラックスした関係性を
作ることも大事だ


これまでの企業の成功は
利益という単一の
指標のみで語られてきた
だが今は社会価値の創造が
企業の価値となっている

今後は企業の意義が
より重要性を増していく

従来の組織は
トップが意思を示し
多くの人がそれに従う形で
まとめられたものだった

創造する組織では
誰か一人が方向性を
示すのではなく
社員一人ひとりが
意思を示すことで
集合的に方向性が決まっていく

その価値観やベクトルは
場で共有されている限り
指し示す方向が完璧に
一致していなくてもよい

一度描いたビジョンも
プロジェクトや事業が進むにつれて
アップデートされていく

目指すべきビジョンは
全員でひとつを実現するものではなく
ひとりひとりが持つビジョンの
実現が結果として全体の利益になることだ
そしてビジョンは
20年、30年といった
長期的な視野も求められる

会社全体のビジョンを示すには
社員ひとり一人が
未来を考えなければならない

ビジョンには何かを
成し遂げることを目的とするパーパス型と
自分たちのあり方を定義する
アイデンティティ型がある

社会変革そのものを志す事業では
パーパス型が、
社会における価値をつくって
維持していく事業では
アイデンティティ型が適している


今後価値があるのは
新しい情報やアイデアをつくること
そのものになってくる
創造において最も重要なのは
インプットとアウトプットの間に
突然変異を起こすための
飛躍や揺らぎだ
こうした局面においては
まずやってみる
失敗してみることも有効になる


長寿企業が世界一多い
日本の企業に必要なのは
新たなものを生み出しながら
それを既存の組織で活かすような
接ぎ木の力だ

 

 

 

ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION

 

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要約アウトプット【 うまくやる 熊野森人】

うまくやる

著者:熊野森人
出版日2019年10月29日
ジャンル:自己啓発・マインド

 

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うまくやる ~コミュニケーションが変わる25のレッスン~

 

 


世代が違って話が合わない
浮いた感じがするなど

今いる学校や職場が
自分に向いていない
うまく行っていない

その原因は
自分の努力が足りないからだ
そう考えていないだろうか

結論から言うとそうではない
単に相手や物事に対する
アプローチに問題があるのだ

コミュニケーションを通じて
その問題を解決するのが
うまくやる方法だ


その一つの手法が
コミュニケーションデザイン
これができるようになるには
周りの人を観察し
自分自身を観察し
世の中をいろいろな角度から
見る目をもつことが大切だ

それにより期待できる効果は
人を見る目
自分を見る目が変わる
故に世界の見方
考え方
コミュニケーションの作法が変わる

空気を読むだけではなくて
空気を作れるようになるので
うまくやれるようになるのだ

 

物事が自分に向いていると
考えるのは新しいことにチャレンジして
短期間で予想していた結果が出たときや
その分野の先人に評価されたなど
成功体験があったときなどだ
逆に思うような結果が残せないと
向いていないと自ら判断を下してしまう

その判断基準は
1周りの人の判断
2周りの人との比較による自己判断
3周りの予測との比較

単純に考えると
向いている向いていないは
褒められている褒められていないと
同じことだ

周りに自分を褒めてくれる人がいて
自分のことも自分で褒められる
反対に周りの人のことも
褒めて認められるような環境であれば
チャレンジを続けられる

一方で長い間頑張ってきたのに
周りから一度も褒めれたことがない人は
環境を変えることを考えたほうがいい
もしそれが難しいのなら
自分が褒めてほしいと思う言葉で
他の人を褒めてみよう
その言葉はブーメランとなって
自分に返ってくるはずだ


なにかにはじめて取り組む時
緊張してうまく行かないことが多い
そんなときは次のステップを踏むと良い

ステップ1は
人を観察すること
うまくできている人を観察して
真似できそうなところをインプットする
ステップ2では
観察で得た情報を頼りに
考えられるだけの仮説を立てる
ステップ3では
自分はどうしたいかを考えていく
それができたらステップ4として
仮説をもとに真似をしてみるのだ

うまくできないのは
やり方がわからないだけだ
大事なのはやり方をよく見て
真似をすることだ
それができたら自分を褒めてあげよう


よく理解できないプレゼンは
誰がやるのか、具体的にどうするのか
以上のことが抜け落ちていることが多い
コミュニケーションの基本は
5W1H

何人かの人に伝えて
相手の理解が悪いときは
この5W1Hのどれかが欠けれいるか
あるいは曖昧かだ

 

 

 

うまくやる ~コミュニケーションが変わる25のレッスン~

 

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要約アウトプット【 凡人起業 小原聖誉】

凡人起業

著者:小原聖誉
出版日2018年3月28日
ジャンル:起業・イノベーション

 

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凡人起業 35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。

 

 

本書は起業家のイメージとは
まったく逆の凡人による
企業ストーリーだ

凡人とは普通の人を指す一方
無知の知を自覚した謙虚人でもある
凡人の特徴を強みに変えた
凡人なりの戦い方、
地に足のついた
起業をするメソッドを紹介する

今後新しい事業を生み出す人材は
既存の大企業にとっても重宝される
また凡人が起業しやすい
環境が整いつつあるという

凡人には凡人なりの
起業の仕方がある
凡人だという自覚があるならば
それを特徴を凡人なりの
戦い方に転嫁できる

著者は学生時代
ITベンチャー
インターンとして
働いていた
そこで当時最先端だった
Iモートのアプリ
検索サービスを開発して
先行者利益を得た

この経験から
作りたいものをつくるよりも
時代に乗るほうが大切だと気づく
凡人起業の成功の秘訣は
成長市場で誰よりも
さきにやることだ

凡人起業で大切なことは
以下に失敗しないかだ
まずは拡大市場において
たたき台を早く作る
完成度は8割でいい
これで行けるというものを
よに出すのだ
その後素早くPDCAを
回すことで
戦略的にその市場で
先行者になれる

自分が凡人だと自覚したら
失敗確率を下げる仕組みをつくり
その中に自分をおくことが重要だ

コツコツやることで
その分野で専門家になれる
次第に周囲から喜ばれるようになり
コツコツ続けられるようになる

毎日続けていくことは
信用にも繋がる
信用がなければビジネスは続かない
これは会社員のうちから実践できる
自分の強みや経験が活かせて
かつ今後拡大・成長しそうな
市場で情報発信を積み重ねるといい


日本の経済力は低下する一方だ
また人口減少が進んでいて
人口が減れば国力が減り
日本語圏内での
ビジネスは縮小する
この流れの中では
既存のパイを取り合うより
新たなパイをつくる
ビジネスが重要だ

大企業は新規事情の
立ち上げに壁を感じていて
成長している会社を
取り込もうとしている
大企業には盤石な
顧客基盤がある
よって起業にとっても
大企業と組むことは
事業拡大を目指す上で
メリットとなる
こうした理由で大企業が
スタートアップと提携する
あるいはスタートアップを
買収するという
文化が醸成されつつある

このようにイグジットの方法が増え
売却によって起業の価値が
還元されるようになると
ベンチャーキャピタル
資金を投入しやすくなる
こうした背景からどんどん
起業しやすくなっていると言える


自分が発揮できる価値を
幅広い人に提供することが
凡人の強みを活かした戦い方だ
その際に大事なのは
「自分を回復すること」だ

多くの企業ではミスをしないことがに
重きを置かれていて
現状維持を目指す構造になっている
現状維持を重視しすぎると
自分は何もできないのでは
という錯覚に陥る

これは構造の問題であってそ
の人に責任があるわけではない
自分を回復するにはまず現状の自分を認め
褒めてあげることが必要だ
その上で自分の強みを言語化
負けない市場で戦うことが重要だ

凡人の起業のポイント三原則
・成長市場に参入する
・その道のプロになる
・死後tに集中する仕込みを作る


では読者自身が起業した場合はどうか
読者が30代以上なら
自分の強みを活かして
求められていることを事業にするといい

失敗しない起業の手段としては
スマホなどのITを活用したビジネス
今いる業界で生じている
変化に対してITサービスで
自分なりの解決法を見つけ
それを軸に起業

生活を便利にする解決法で
IT化されていないもの
非効率なものを
考えることで起業のヒントとなる

 

 

 

 

 

凡人起業 35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。

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要約アウトプット【 東京大田区・弁当屋のすごい経営 菅原勇一郎】

東京大田区弁当屋のすごい経営

著者:菅原勇一郎
出版日2018年12月1日
ジャンル:マーケティング

 

 

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企業を継続していくためには
事業の継承を乗り越える必要がある
その際、最初から子どもに事業を継がせると
決めずにあらゆる可能性を
検討するべきと著者は言う
身内でも、長子、長男拘る必要はない。

またこいつに継がせたいと
心に決めた後継者がいれば
1日でも早く引き継ぎをしたほうがいい
トップが元気なうちに事業を引き継げば
様々な面でフォローができる

玉子屋は会長が57歳のとき
まだ元気で業績を伸ばしているタイミングで
事業を継承した


玉子屋は1日に最大で
約7万食を製造し
て顧客に届けている
注文は契約している約5,000社のから入り
配達箇所は1万箇所にも及ぶ
毎日朝9時から10時半までの
1時間半で注文をもらい
昼の12時までに配達をしているのだ

玉子屋の従業員は
なんと約600名しかいない
それでなぜ7万食もの弁当を作れるのか
その理由は弁当の種類を
1種類にしてることだ
そすることで大量生産し
、製造コストも下げ
いい材料使って
弁当のクオリティを
高めることができるのだ

7万食を作れるもう一つの理由が
機械化による自動化・効率化だ
3時間足らずの時間で
7万食のおかずを作れるようになった
ご飯はスイッチを
押すだけで選枚から
炊飯までしてくれる

おかずの盛りつけは手足業
3つある盛り付けレーンは
スタッフの熟練度ごとに配置されている

物流にも工夫がある
注文が揃うの待っていては
とても間に合わない
長距離車、中距離車、短距離車と分け
長距離車は注文が入る前の8時ころには出発する
注文確定後にわかった不足分は
それぞれの配達車が連絡を取り合って対応する


玉子屋の弁当の原価率は53%とかなり高い
しかもこれには
容器代や物流費、人件費などは
はいっていない

この原価率の高さは
お客様の期待を裏切らないという
玉子屋の心意気だ
会長の代から利益を上げても課税されるのなら
お客様と社員に還元する
という方針を受け継いでいるという

玉子屋では仕入れ優先で
メニューを決めることはない
お客様に喜ばれるメニューを
考えるのが先だ
お客様の喜ぶメニューを基準に
日本のみならず世界各国から
食材を仕入れている

とくに米はこだわっている
利益率が下がっても
質を追求している

 

日本の食品廃棄量は
世界トップクラスだ
ただ玉子屋の廃棄率は0.1%程で
弁当やの一般的なロス率は3%
と言われている中で
驚異的な数字ということがわかる

玉子屋はどうやって
低い廃棄率を実現しているのか
最大の理由は
前日に決定する翌日の弁当の
見込み数にある
ったまご屋の弁当の容器は
使い捨てタイプではない
担当者が配達して回収している
その際に契約してい
る会社の担当者から
明日の会社の情報を
さり気なく聞き出し
翌日の見込み数に
反映させている

当日は見込みよりも
少なめに弁当を作る
そして注文の最終確定まで様子を見て
材料の追加や生産を行って
確定数値に合わせていく

注文の誤差は600食まで
600食以内であれば
玉子屋の社員が食べればいい

その他にも
弁当が余った場合に
買い取ってくれる
お客様を見つけたり
午後13時以降は割引をしたりと
廃棄率の低減を目指している


玉子屋が採用する人材は
世間一般でいう
優秀な人材ではない
学校で落ちこぼれたり
夢を追いかけていたり
どこかで挫折をしたり
そんな人が多い

そんな社員のことは
会長は親愛の意を込めて
悪ガキと呼んだ

そんな人達だからこそ
エネルギーが備わっている
玉子屋では配送ルートが
その日のうちに変わったり
機転を利かせて、
指示通りではんく
自分で考えて
行動しなければならない
場面があるが
そんな局面で
悪ガキのほうが
しっかりと対応してくれるという

また悪ガキたちは褒められたことが少ない
お客様に喜んでもらうために
一生懸命努力できるのだ


玉子屋では社員の評価をする際に
平等でななく公平なシステムを心がけている
公平なシステムとは
会社に貢献している人に報いるシステムだ

玉子屋は今は上場も
チェーン展開も考えていない
それよりもお客様を喜ばせ
従業員を大切にして
健全経営をしたいという

大きい会社ではなく
負けない会社
足腰の強い会社に
していくことが目標だ

 

 

 

 

 

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要約アウトプット【 サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 三戸政和】

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい

著者:三戸政和
出版日2018年4月19日
ジャンル:ファイナンス

 

 

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サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)

 

社長は2種類いる
会社という箱を持っている
オーナー社長なのか
それとも雇われ社長かだ

サラリーマン社長は
役員報酬を受け取るだけで
精一杯だが
オーナー社長は役員報酬だけでなく
保有株式の配当も
受け取ることができる
だから著者は会社を
買うことを進めている

平均寿命は伸び続け
今後は100歳まで生きることが
珍しくなくなる時代が来る
60~65歳で定年したとして
引退後に約40年生きることになる
それなりの生活レベルを維持するためには
年金に加えて夫婦で月々20万円
つまり約1億円近くの費用がいる

会社を買い
オーナーになるということは
老後の生活を安定させる意味でも
名っとが大きい

 

資本家になるためには
会社を買うほかに
起業するという方法もある
しかし起業はあまりに難しい
ベンチャーキャピタル業界に
千三つという言葉がある
1,000社のベンチャーへの
投資を検討するとして
当時が実行され
上場できるのは3社しかない
つまり大きな成功を収められるのは
全体の0.3%しかないのだ


飲食業の経験がないのに
会社をやめた後に
飲食店を経営したいという人がいる
これは絶対にやめておくべきだ
飲食業は基本的には勝てないビジネスモデルだ
リッチの制定、資金繰り、店舗作り
商品企画、仕入れ、原価管理、
製造管理、使用、人事管理、
マーケティングなど飲食店経営には
経営学のあらゆる要素が詰まっている

店舗は固定されていて動かせない
食中毒などのリスクも多いのに
利益率は低い
素人が安易にはじめて
成功できるビジネスではない


日本では製造業で言えば
起業して10年後に残っている会社は
たったの23%だ
これほどまでのリスクを取って
起業するよりも
過酷な10年を生き残った23%の企業を
買うほうが良い選択だと思う
サラリーマンの知識と経験を活かせる
中小企業を見つけて
個人でM&Aをして経営を引き継ぐのだ

10年存在した企業は
数々の問題を乗り越えてきている
あらゆるリスクをクリアし
すでに安定飛行の状態に
達していると言えるはずだ
すでに一定の経営資産をもち
経験が積んだ社員がいる会社を買って
それを土台に経営をする
そうすればゼロから
企業するより断然楽だ


多くのサラリーマンには
経営が安定した会社での
ビジネス経験しか無いはずだ
しかしそれは
経営するにあたってメリットになる

経営が安定した企業に
長く勤めていれば
多くの成功例と失敗の例を
見てきているだろう
さらにマネジメントの経験があるのならば
組織マネジメントは大ベテランだ
実務経験はもちろんのこと
大企業のサラリーマンは所属企業で
高度なOJTを受けてきている
これが企業経営において
大きなアドバンテージになる

企業の中で15~30人ほどのチームを
率いていたのならばそのチームが
会社になったと思えばいい
チームであっても
経営計画を立て、
予算を執行し、
売上を伸ばしてと、
まるで会社のように運営してきたはずだ

中小企業を買う大きなメリットは
自分の専門性を活かして
すでに経営が成り立っている会社を
設備や顧客、従業員、
仕入先などをそのままに
引き継ぐことができる点だ
企業の一番の課題は
事業を継続することだ
きちんと利益が出ていれば
ひとまずは現状一で構わない
そう考えれば大企業での
マネジメント経験がある人には
そう難しくはないだろう
経営に慣れて流れを把握できたら
非効率的な部分を変えていけばいい
中小企業には非効率が多いものだ
大企業でやってきた
ふつうのコトを
実行するだけで
業績が大きく改善する可能性が高い


会社を買うことは
資産形成という観点からも魅力的だ
会社を買えば2種類の
老後の収入を得ることになる

1つ目は役員報酬
10年間1,000万円のや役員報酬を受け取れば
総額1億円になる手取りで7,000万ほどになる
会社の業績が上がれば役員報酬も増やせるし
経費も自分の裁量で使うことができる
さらに配偶者に経理や庶務の仕事をしてもらい
給料を支払えば税務メリットが増す

2つ目は会社の売却代金だ
経営改善をし

会社の利益率を上げることができれば
買ったときよりも
高値で会社を売却できる


売りに出る会社は価値のない会社ではないか
そう思うかたもいるだろう
けしてそんなことはない
東京商工リサーチの調査によると
中小企業の半数以上が
黒字廃業しているという

中小企業では親族が跡を継がなかった場合
従業員が後継者になるのは難しい
中小企業の従業員の多くは
大企業の社員のような
経営能力がないからだ
いくら職人として腕が良くても
経営全般を任せることはできない

こうした企業を相応の金額で買ってくれ
事業を引き継いてくれる買い手は
渡りに船の存在だ


優良企業が売りに出されるとしても
サラリーマンの自分には
手が出ない金額だろう
そう思う人もいるだろう
しかし、知識があり
積極的に情報収集していれば
数百万でも有料企業を買うことができる

黒字廃業が多い現在の状況は
買い手だ
もちろ売りて側は
高い金額で売りたいだろうが
高齢の社長にはあまり時間が残されていない
割安であっても
買ってくれる人がいるだけで御の字なのだ


会社を買うにしても
一般会社員には
売り案件情報は
ほとんど入ってこないだろう
実は売り案件情報は
インターネット上で
入手することができる
M&A案件と検索してみよう
そこで表示された仲介会社などのサイトを
訪問すれば一覧が掲載されている
会社名は伏せれられているが
業種業態、チョキッ菌売上高、
従業員数、譲渡スキーム、
譲渡理由、会社の特徴や強み
などといった項目が記載されている
樹油分検討材料になる


会社を買う前に
その会社が抱えている問題を
すべてあぶり出しておかなければならない
帳簿の書かれていない負債や
回収見込みのない売掛金がないか
従業員との関係は良好かなど
確認が必要だ

そのために一定期間
その企業で役員として働くのが良い
2年後の買収を前提に
取締役になるという契約を交わし
専務取締役として入社する
その際、会社の利益水準と連動した
買収金額を決めておくことが重要だ

突然外部の人間が入ってくれば
従業員の警戒心も高まるのは当然だ
しかし現社長から改革の理由を
説明してもらえば
従業員の気持ちも収まるはずだ
従業員からの信頼が得れれば
社長の引き継ぎもスムーズになる
これでM&Aにおいて
もっとも難しいとされる
PM(統合作業)は
ほぼ終わったことになる

 

 

 

 

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)

 

 

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要約アウトプット【 人口減少社会のデザイン 広井良典】

人口減少社会のデザイン

著者:広井良典
出版日2019年10月3日
ジャンル:政治・経済

 

 

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人口減少社会のデザイン

 

現在の日本社会は持続可能性という点で
財政的な問題、格差拡大と人口減少などを
含めて危機的と言わざるを得ない

日本社会の持続可能性を維持する
シナリオとして考えられるのは
都市集中型か地方分散型だ

都市集中型は都市の企業が主導する
技術革新により
人口が都市に一極集中し地方は衰退する
出生率の低下と格差がさらに拡大する
一方で政府の財政は支出が都市に
集中することで持ち直すと想定される

地方分散型は地方へ人口が分散し
出生率が回復する
格差が縮小し個人の健康寿命
幸福感が増大する
ただし政府の財政や環境を
悪化させる可能性がある


2005年日本の人口は初めて減少に転じた
2008年をピークに2011年以降は減少し続けている
いまは文字通りターニングポイントと言える

人口増加の時代は画一化が進み
集団の同調圧力が強い時代だ
人口減少社会はそのような
一元的なベクトルから人々が解放された時代だ

近年幸福というテーマが
様々な分野で関心を集めているが
その幸福度において日本は低いポジションにある
その原因として考えられるのは
社会的サポートや多様性という項目の
パフォーマンスの低さ
日本は経済的、物質的な豊かさを
追求する中で大事なものをないがしろにしてきた

人口減少社会では
それぞれの地域が持つ
固有の価値や風土的・文化的多様性への
人々の関心が高まるという
新たな流れが浸透していく


日本の65歳以上が人口全体に占める割合は
2018年において28.9%と
すでに世界一だ
日本の高齢化率が高いのは
長寿が原因ではなく少子化である

少子化の原因はなにか
結婚した夫婦の子供の数が
減ってきていると思われがちだが
実際にはその数は大きくは変わってない
影響が大きいのは未婚化と晩婚化だ

地域別では東京の出生率が最も低い
単純に考えて人口が東京に集中すれば
日本の出生率が下がることになる
東京は効率性や生産性のみを追求すると
短期的には望ましい成果を挙げるが
中長期的には人口減少を招き
むしろ経済にとって
マイナスとなることを表している


人口減少は大きな社会問題だ
だがある程度の減少はかまわない
なぜなら先進諸国と比べると
日本は人口が過密になりすぎているからだ
現在の人口は絶対に維持すべき水準とはいえない

ただ人口が減り続けるのは問題だ
出生率は人口置き換え水準である
2.0前後に時間をかけて回復するのが望ましい

高齢化というと先進諸国の
問題のように捉えがちだが
今後は高齢化が地球規模で進んでいく
21世紀後半に向けて籍あの高齢化が進み
陣王や資源消費も均衡化していくはずだ
むしろそうでなければ持続可能にはならない
これをグローバル定常型社会という


近年グローバル化を進めてきたイギリスや
アメリカで全く逆の動きが表れている
EUの離脱やアメリカファーストの動きだ
これらは身勝手な自国中心主義だが
それとは別のところでもグローバル化
限界が見え始めている
今後はむしろローカル化が進んでいくだろう
ドイツや北欧の国々ではすでにこうした社会が
実現しつつある


現在の日本は社会保障を含む
多くの面で混迷し
無縁社会的な状況が強まっている
コミュニティには農村型と都市型があるが
日本は農村型に傾きがちだ
農村型では内側に向かって
閉じる傾向が強い
このコミュニティを開いていくには
公共性をあげることが必要になる
独立した個人が特定のコミュニテイや
共同体の境界を越え繋がっていく
そのような公共性の高い
都市型コミュニテイを目指すべきだ


これまでグローバル化という言葉は
世界中が均質になることを意味していた
だが本来の意味では地球上の各地域の
ローカルな風土文化の多様性を評価しつつ
ヒトの種としてのユニバーサル普遍性のなかで
文化の多様性がつくりだす全体構造を意味する

つまり個別的、地域的なローカルと
普遍的なユニバーサルという対立を
総合化する理念がグローバルだ
今後は有限な地球において
文化や資源が高いに共存していくような
社会システムを構想することが
重要になるだろう

 

 

 

 

人口減少社会のデザイン

 

 

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